誰を守るつもりなのか

喘息で定期通院してる患者さんから「この冬は私や子供たちが風邪ひいたら診てもらえますか」と聞かれて驚いた。テレビで12歳から65歳までの人は風邪ひいても医者にかかるなと言っていたとのこと…意味がわからん。

例によってネットで調べてみた。コロナとインフルの同時流行を想定し、発熱外来の逼迫を避けるために小児,高齢者,基礎疾患患者だけに受診を限定するように「政府が」呼びかけるとのこと。
これまた驚いた。

いったい誰を守るつもりなのか? 発熱外来を守る?国の医療を守る?政府を守る?国民一人ひとりの命を守る?
なんか勘違いが積み重なってるなぁ。基本に立ち帰ろうや!
「体調が悪くない人は頑張って働く」「具合が悪くなった人は休ませて受診を促す」「かかってしまった人を早めに診て速やかに治して社会復帰させる」「コロナやインフルの不安を煽らない」「病人を差別しない」

まともな社会生活を送りたいものだ。

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