どんぐり

我が家の庭は雑木林みたいな庭なので雑多な草木が茂っています。ドングリの木もあって今年も緑色の実たちが落ちる準備をしています。地面を見ると去年までに落ちたたくさんのドングリが割れたり芽を出したり、いろんな人生?を送っています。うまく根付いて葉を広げ始めたやつもいれば、ただ朽ちただけのやつもいる、石の上に落ちて干からびちゃったやつも。

運良く根付いて何年もかかって木に育ち実をつけて次世代に繋ぐ者は幸せで、朽ちてしまったドングリは惨めで不幸せで無駄なやつなのか?ほとんどのドングリは根付かずに朽ちてしまって土に返って…木に育った仲間のための養分になるのだろう。

そう考えると、木になるやつも土の養分になるやつも皆が協力しあって次世代のドングリを作り出す仲間だと言えます。

人間同士もこんな協力関係があって然るべき、そんな認識ができていての大人なんだろうけど、「なんだかなぁ」と思えることが多いのが残念です。

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