診療報酬改定
6月1日から新しい診療報酬点数で計算することになりました。
ざっと計算すると、患者さんの窓口負担金は少しだけ減ることになりますね。
今回も細々と点数改定されましたが、内科開業医にとって影響が大きいのが慢性疾患の指導管理に関する辺り。生活習慣病と言われる高血圧・糖尿病・高脂血症の3疾患の取り扱いが変わって、指導内容をカルテに書くだけでなく書面で説明して患者さんの署名をもらいなさい、ってことに。
この手間が大変なんですよ。やってる診療(診察や説明や処方)は今までと同じなのに患者さんごとに文書を作ってサインをもらう…そんなに大切なことなのかなぁ。
保険診療を続ける限りは厚労省の意向に沿って診療し料金請求をするしかないけど、あまりに自由度がなく嫌がらせみたいな義務を課されるのは如何なものですかね?
ま、私は15年前に開業して以来、「過不足のない診療を心がけていると、患者さんに満足してもらえるか否か、経営的に成り立っていくのか、度重なる診療報酬改悪に耐えられるのか、そして自身が満足して面白く働き続けられるのか」という長ーい実験を続けておりまして、やや第三者的に見て楽しんでいます。
はっきり言って 儲からんですよ(笑)
それでも実験は続く。
そんなことより、6月に入ったので待合室の座布団を夏バージョンに換える。
これ大事。
点数改定に対応しながら洗濯もしました。
スタッフみんな頑張ってくれています。