風邪かコロナかインフルか
風邪をひいた方がたくさん受診されます。
例年の2倍から3倍くらいの数で、診察のキャパを超えてしまってます。
3年間ものマスク生活の後にマスクを外して風邪をひきやすくなったとか、地域全体の免疫力が落ちているとか、軽い風邪でも受診するようになったからだとか、今年こそインフル大流行だとか、いろいろ言われてますね。
日々風邪を診ている私としては、インフルでもコロナでもない普通の風邪の方が大半のように思います。そして、これだけたくさんの風邪ひきさんがいればインフルもコロナも一定の率でいるんでしょうよって印象です。また、コロナもインフルも軽症化しているようで、熱が長引く人はあまりいないようです。
風邪ひかないように普段から体調管理をする、かかってしまったら、他人のためではなく自分のために身体を休めることが大切です。
地域社会や職場・学校では今でも「コロナやインフルをあぶり出して休ませる」ということが続けられてますが、意味のあることなんだろうか?
「周囲への感染拡大を防ぐこと」だけに捉われず、「本人の回復のための休養を取らせること」を最優先に考えるべきだと思います。
あくまでも私見ですが、ね。