コロナの取り扱い、どうなるんかね?
新型コロナの法的扱いが変更になったと言われても、我ら下々の者はどう行動を変えればイイのか今ひとつわかりません。
「コロナは怖くないよ宣言」をしてくれれば安心もできるけど、「規制は外すけどまだまだ怖いから気をつけてね」宣言をされたって嬉しくない。
一般の人々も我々医者も手さぐり状態が続くのでしょう。
はらクリ店長としては、コロナ禍の期間を通じて「新型コロナも風邪の一種だ」との認識で診療を続けてきましたので、本日以降も対応は変えないつもりです。
具体的には、
風邪症状の人も診察室でちゃんと診察する(お互いにマスクを着けて)。
コロナやインフルの抗原検査は必要と思われる人にだけする。
治療は風邪と同じく対症療法を十分に。抗ウイルス剤は重症化しそうな人にだけ使う。
熱や咳がひどい方は別室(処置室)で休ませてから診る。
風邪症状の方はエチケットとしてマスク着用で来院してもらう。
風邪以外の患者さんも感染予防のためにマスク着用で来院してもらう。
神経質にならないように診療を続けます。受診される方も心配しすぎることなく来てもらいたいです。
お金の話ですが、
普通に風邪で受診されると3割負担の方は窓口で1,070円ぐらいの支払いになります。
(今までと同じ)
コロナやインフルの検査をすると 1,770円ぐらい加算、
コロナ陽性だとさらに440円ぐらい加算になります。
(公費補助がなくなったのでこんなことになっちまいました)
だから検査しない方がお得ですよとは言わないけど、コロナ陽性になっても治療は風邪と同じだし制度的メリットもなくなったので、検査必須とは思えないですね。
もちろん諸事情にて検査が必要という方には検査実施いたしますよ。ウチも商売ですので。
(↓これは県のチラシです)