生活インフラと働き方改革

個人経営のクリニックは診療内容も診療時間も院長の一存で自由に決めることができます。半日だけ営業しようが、夜遅くまで診察しようが、ホントに自由です。その点では自営の喫茶店や本屋さんなどと変わりありません。
そうは言っても、医療機関は生活インフラのひとつなのでいつでも利用できるのが理想です。私も、皆さんが勤め帰りにでも受診できるように夕方遅くまで診療したいなぁと思って続けてきたところです。夜間や休日でも電話相談には対応しています。
しかし「じゃあ我が社の働き方はどうなんだ?」と考えてみると、仕事量は日々変わるし時には残業も避けられない、時短や週休二日なんて望めない、働き方改革とはほど遠い状態で、これじゃスタッフも私自身も疲れてしまうなぁ、と。
それと患者さんの方も、体調が悪くても仕事は休まず医者に診てもらうことは後回しにする、熱が出たら休めるのに高血圧の定期受診では休めないってのが実態なんじゃないでしょうか。それぞれの職場の事情はあるかもしれませんが、職員の健康管理のための早退は許可してあげてもらいたいですね。
誰かがなんとかせねば。
ということで はらクリでは 3月から 平日夕方の受付終了を早め、少しずつ職員の勤務時間を短くしていくことに決めました。
少し不便になるかと思いますがよろしくお願いします。
ちなみに、今のところ仕事量は少なくて定時より早く解散できる日がほとんどです。みんなテキパキ働いてますので。
あ、スタッフ募集も告知しておきますね。

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